実家から救出したスーパーファミコン。黄ばみも落とし、30年振りの起動を目指す。

メンテナンスが終わったスーパーファミコン レトロゲームメンテナンス
メンテナンスが終わったスーパーファミコン

前回、無事にゲームボーイポケットが息を吹き返してくれて、私の心は温かな達成感に包まれました。

…が、実はその隣にはもう1人の重鎮が眠っていたのです。

スーパーファミコンアップの画像。
みんな大好きスーパーファミコン。

そう、スーパーファミコン。

実家から一緒に救出してきたのですが、そのあまりの黄ばみっぷり…。

彼の変わり果てた姿を思うと、悔しくて夜も8時間しか眠れません。

今回は、かつての名機のメンテナンスに挑戦します。

聖域への侵入(分解)、そして悲劇(パキッ)

まずは外装を外します。

スーファミと言えばDTC-20、特殊ドライバーで30年閉ざされていた聖域へ侵入します。

スーパーファミコン底面。
スーパーファミコン底面。DTC-20ネジは6箇所。
スーパーファミコンの専用ネジDTC-20
DTC-20ネジ。専用ドライバーが必要です。
スーパーファミコン分解。
外装を外した。
ご開帳。
スーパーファミコン分解。
外装上側をさらに外していく。
8箇所のツメを裏側から押すとカバーが外せた。ソフト差し込み口のフタがバネで飛び出してくるので気をつけて。
スーパーファミコン分解。
外装上側のパーツを全て外して並べた。
外装上側のパーツたち。パワーランプのカバーがよく転がっていく。

内部の埃はエアダスターで飛ばし、軽く拭き掃除。

スーパーファミコン基盤。
端子差し込み口の清掃。
基盤側。ソフト差し込み口を無水エタノール眼鏡拭き&いらないポイントカードのコンボで磨く。

悲報:ネジ受けの破損

スーパーファミコン内部の破損部分。

完全に油断していました。

手応えも音もなく、無限に回り続けるネジ。

そこには、静かに息を引き取ったネジ受けの姿がありました…。

「組み立ては、優しく、愛を込めて。」

皆様もどうぞご注意下さい。

コントローラーに刻まれた「30年ものの手垢」

コントローラー。

幼い日の情熱はすべてここの注がれたと言っても過言ではない。

開けてみると、そこには「30年ものの思い出(という名の手垢)」がびっしり。

ドン引きです。

中性洗剤と歯ブラシでゴシゴシ洗い、基盤の通電部分は無水エタノール綿棒で磨きます。

スーパーファミコンコントローラー背面。
コントローラーはプラスドライバーで大丈夫でした。ネジは5か所。
スーパーファミコンコントローラー分解風景
外装を外し…。
スーパーファミコンコントローラー
パーツ一式
パーツ一式。
コントローラー基盤アップ
ここが汚れていると、ボタンが反応しなくなる。綺麗に磨いた。
コントローラーシリコンパーツ
黒い部分が通電するので接点復活剤を塗りたくなるが、劣化が進むとのこと。
スーパーファミコンコントローラー
メンテナンス後
掃除&レトロブライト後の姿。スッキリしました!

レトロブライト。伝説の「溶液5ℓ事件」

前回の記事でも書きましたが、本当にこれだけの量が必要なのか。

自問自答しながらホームセンターのかごに大量に詰め込んだワイドハイターEX。

しかし、これをレジに持っていくのが子供には出来ない大人のやり口というもの。

実際には水で1:1に希釈したので2.5ℓ分ですが、次回は原液5ℓに挑戦したいですね。

再現風景ですが、ご覧ください。

スーパーファミコンのレトロブライト風景。
上からのアングル。
スーファミにぴったりのサイズや!と思ったバケツですが、溶液は大量に必要でした。
スーパーファミコンのレトロブライト風景。
重しを乗せている。
漬け込みます。

この他小物類やゲームボーイポケットも一緒に入れ隙間をなるべく減らしたのですが、これで溶液が5ℓくらい必要になりました。

外装はちょっと浮かんでくるので、漬け物石代わりに水を入れたペットボトルを乗せておきます。

そして陽当たりのいいベランダへ。

冬場ということもあってか、効果が出るまで10日くらいかかりました。

最後に

それぞれのパーツを水洗いした後、拭き上げてしっかり乾かしてから組み立てました。

電子部品に湿気は大敵ですもんね。

スーパーファミコン本体。
清掃、メンテナンス完了後組み立てた。
自画自賛ですが、中々綺麗になったんじゃないかな!?

しばらくぼーっと見惚れてしまいました。

そして何より、実家のような安心感。

この言葉が本当にしっくりきます。

ネジ受けの割れを見つけた時は少し凹みましたが、この形に戻す事ができて報われた感じがします。

次回はソフトの復活について、メンテナンス記録をまとめていきたいと思います。

端子を磨けば道は開かれる。

そう思っていた時期もありました。

甘かったです。

世の中には気合と綿棒だけではどうにもならないこともありました。

苦戦(というか敗北)したこともそのまま綴っていきますので、よければ次回もご覧ください。

スーパーファミコン本体メンテナンス後
キレイサッパリ!

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